”人生後半の戦略書”を読破！要約と私の感想。ブックオフや楽天でも買える？

40代後半に差し掛かり、2人の娘を持つ事務系のサラリーマンである私は、ここ数年、人生の後半戦について考える機会が増えました。

かつては仕事に邁進し、目の前の課題をクリアすることに喜びを感じていましたが、最近は「このまま定年まで働き続けられるのか？」「定年後、一体どんな人生を送りたいのか？」といった漠然とした不安が頭をよぎるようになりました。

そんな時に出会ったのが、ハーバード大学教授であるアーサー・C・ブルックスの著書「人生後半の戦略書」です。この本は、単なる人生指南書ではなく、まるで人生の「下り坂」をスムーズに下るためのロードマップのようなものでした。

若い頃は体力も気力も充実しており、がむしゃらに働いていれば何とかなったものです。しかし、年齢を重ねるにつれて体力的にも精神的にも衰えを感じ、仕事のパフォーマンスも下降線を辿っていく現実を突きつけられます。周りからの評価も変わっていく中で、自信を失い、孤独を感じてしまう人も少なくないでしょう。

本書では、そんな人生後半を豊かに過ごすための具体的な戦略が、豊富な事例を交えながら紹介されています。まさに、人生の後半戦を戦うための必読書と言えるでしょう。

Contents

”人生後半の戦略書”を要約

本書のポイントは大きく４つに分けられます。

まず、残酷な現実ですが、30代後半から50代前半にかけては、どんな仕事でもパフォーマンスが低下し始める時期です。これは避けられない自然の摂理であり、スポーツ選手や科学者など、あらゆる分野で共通して見られる現象だそう。

若い頃のように高いパフォーマンスを維持しようと努力しても、限界があることを認識し、新たなステージへの移行を意識することが重要です。

若い頃の実績や成功体験に囚われ、衰えを受け入れられずに努力し続ける「もっと頑張れば…」という病気を克服しなければなりません。過去の栄光に固執するのではなく、今の自分にできることに目を向け、新たな目標を見つけることが大切です。

ピークが過ぎたら、実践者から指導者へと仕事の役割を変えることを検討しましょう。長年培ってきた経験や知識は、若い世代にとって貴重な財産となります。指導者として、後進育成に貢献することで、自分自身の価値を高め、社会に貢献できる喜びを感じることができるでしょう。

人生後半を豊かに過ごすためには、仕事中心の生活から脱却し、人間関係の分散投資が不可欠です。職場以外で、趣味を通して出会った仲間や、昔の友人など、様々な人とつながりを持ち、良好な人間関係を築いておくことが重要です。

本書では、具体的な行動指針として、以下のようなアドバイスが示されています。

本書を読んで、改めて「人生後半」について深く考えるようになりました。これまで、仕事中心の生活を送ってきた私ですが、今後は人間関係や趣味に時間と労力を割く必要があると感じています。

特に、老後の孤独死の現状は衝撃でした。私も、このまま仕事に追われ、人間関係をないがしろにしていたら、同じような道をたどってしまうのではないかと不安になりました。

本書で紹介された「友達の分散投資」や「弱みを見せること」など、具体的な行動指針は非常に参考になりました。これからの人生をより豊かに過ごすために、これらの戦略を実践していきたいと思っています。

40代という年齢は、人生の岐路に立つ時期。この本は、人生後半を充実させるためのヒントを与えてくれるだけでなく、自分自身を見つめ直す良い機会を与えてくれました。

ぜひ、人生の後半戦を戦うための戦略書として、手にとってみてください。

「人生後半の戦略書」は、決して楽観的な内容ではありません。しかし、年齢を重ねるにつれて誰もが直面する課題を、冷静かつ現実的に捉え、具体的な解決策を示している点が素晴らしいと感じました。

この本を読んだことで、私は自分の人生を積極的に、そして前向きに生きていきたいという強い意志を持つことができました。人生は、終わりではなく、新たな始まりの始まり。これからも、この本を指針とし、自分の人生を豊かに歩んでいきたいと思います。

ぜひ購入して詳細な内容を読んでみてほしいと思ってます。私も上記に解釈したように具体的な理由がストーリーとともに心の中にスーっと入ってきますから。

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いいんですよ中古でも。ブックオフで探してみてもらってもいいですしね。店舗のタイミングによっては中古の在庫があるかもしれません。

ですが私が見た2024/6/18現在ではブックオフオンラインでは新品はありましたが、中古はありませんでした。

また、kindleでは買えるのでしょうか？

はい、現在2024/6/18現在では買えます。それも期間限定のキャンペーンで安いので即買いタイミング到来ですよ(笑)