この本は、フィクションなんですが所々実際にいる人物や佐藤さん本人をキャラクターで登場させたみたいです。
なのでフィクションでありながらリアリティーあるストーリー展開でした。(小説風で読みやすく、話の理解がしやすかったです。)
Contents
結論を先に言いますよ!
この本を読むことで私がもらったものは、大きく言って3つです。
①ビジネスはしっかりと根拠のある戦略があればビジネスはうまくいくといったこと(戦略BASICSというマーケティング手法を使う)
②差別化には3つの軸がある。それは手軽軸(安さや利便性)、商品軸(品質の良さ)、密着軸(お客様に寄り添ったサービス)
③強みは弱み、弱みは強みであるということ
どのように私がこの3つのことを受け取ったかと説明します。
まずはストーリー全体の流れを簡単にですが紹介しないといけません。
小さな広告代理店に勤務する日向実直(ひなたさねなお)と大手ギガ広告の阿多間良男(あたまよしお)がある化粧品会社の高級化粧品を宣伝するため、
テレビCMやポスターで広告できる権利を争ってプレゼン競争する様子を描いている。
ここで戦略BASICSをいうマーケティング手法を白いネコが日向実直に教えることによって、理論立てた根拠を元にした戦略を駆使したのです。
日向実直と特に仲が良かったわけでもない同僚の女子2人が共に力を合わせ、やり手の阿多間良男を説得力ある戦略(戦略BASICS)で打ち負かす感情的な起伏のある感動するストーリー
正直少し泣いてしまいました。(笑)
また同時平行で日向実直と心の闇を抱えた同僚の女子がもたらすラブストーリーもホスピタリティーがあって良かった。
とにかく読みやすかった。夢中になって集中して読むことができた。
もうそろそろここまで何度も書いた戦略BASICSとはなんぞや?という声が聞こえてきそうなので答えていきますね。(笑)
上記①にあたる戦略BASICSとは、それぞれ独立した単語の頭文字をとって組み立てられたものです。
B・・・Battle field(戦場、競合)どの土俵で戦うのか?
A・・・Asset(独自の資源)資金や設備などのハード資源、人材やノウハウといったソフト資源
S・・・Strength(強み、差別化)他と差別できる強み、ポイント
I・・・Integrateここは繋ぐという意味のみ
C・・・Customer(顧客)自社、自分の商品を売りたい相手のこと
S・・・Selling message(売り文句)自分が誰なのか宣言する
この5つのポイントかなり重要です。ビジネスを組み立てる上で意識して書き出すべきです!
私も自分に置き換えて考えてみました。
B・・・激戦区である転売やアフィリエイトやマーケティングというフィールド。
A・・・転売やアフィリエイト、マーケティング歴4年である会社の現WEB戦略担当。
S・・・ユーチューブやフェイスブック等のSNSやアフィリエイト、マーケティングのジャンルにおいてかなりのノウハウコレクター出身であること。高額塾や高額スクール、高額教材も多数購入することによってかなりの知識を得た。
I・・・繋ぐ意味合い(integrate)
C・・・リアルビジネスで売り上げを伸ばしたい方や、インターネットビジネス全般において稼ぎたいが稼げてない方をお客様とした情報サービス提供。
S・・・以前までノウハウコレクターで稼げなかった私が、稼げるようになった思考やノウハウを提供していきたい!
いかがでしたでしょうか。私の場合はこのようなものとなりました。自分の戦略を改めて認識できることができたのでかなり良かったです。
あなたも絶対にこの5つもポイントを書き出して自分を見つめなおしてみるべきです。
また上記②についても私のケースを用いて紹介していきますね。
他社(他者)と商品(サービス)を差別化するには、3つの軸があるということを先ほどでも書きました。
・手軽軸(安さや利便性)、・商品軸(品質の良さ)、・密着軸(お客様に寄り添ったサービス)
これは3つともないといけないということではなくて、3つの内どれか1つでもあればそこをおせばいいのです。
もちろん1つより3つある方が良いですがすべてを満たすのは簡単ではないです。
この本の中では、高級化粧を売るケースだったこともあり、大手ギガ広告の阿多間良男(あたまよしお)は単純に商品軸のみをひたすらおしていた。
しかし、日向実直は高級化粧品なのに商品軸だけでなく加えて密着軸(一人一人のお客様に合う化粧品)もおした。ここに勝因があった。
私の場合も同様、商品軸(商品品質の良さ)と密着軸(お客様に寄り添ったサービス)を提供したいです。
上記③の考え方というか戦略、かなり好きです。
強みは弱み、弱みは強みというこの言葉最高にいいです。
ここでの意味合いは、物事は考え方次第ですよということ。
例えば私に置き換えていうと、高額塾や高価な教材を買いあさっていたノウハウコレクターの時期があったこと自体が弱みだと思っていたのですが、
発想を変えて逆に考えると、ノウハウコレクターだったからこそ、私と同じような境遇の方が持っている悩みをより深く理解できるし、より良い解決策を提案できると思っています。
さらに言うと、高額塾や高価な教材で習う内容をあなたにより分かりやすく伝えることができるといった強みに変わるのです。
あなたもぜひ発想の転換してみてください。(^-^)
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